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制作過程に思うことや日常に関する報告
by alpsglass

作業日誌

「吉本隆明が語る親鸞」その2
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親鸞さんは庶民の味方でした。

仏につかえる人は、修行により
自ら仏に近付く事が目標なのですが、
親鸞はその修行を否定致します。

苦しい時代にも人は人の中で生きていきます。
庶民が皆、修行など出来ません。

しかしいたる所で惨状はあります。

難しい説話がいろいろあるんですが、要は
人間は人間のまま生きて、人間のままに死んでいって良いんだよ
と言ってるんだと思います。

・「善いことをしている時は、
 悪い事をしていると思った方がいい」

難しいですよね。
あの人にとっての善は、この人にとっての善とは限りません。

この言葉は、感覚で聞いてください。と言ってるんだと
思います。

親鸞さんは苦しい時代の代弁者のような方です。

これが今の私の親鸞です。これからも変わっていくと思います。
あなたの親鸞さんはどういう方でしょうか。
by alpsglass | 2012-02-14 23:19
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